三角分布(Triangular distribution)とは?
三角分布は、最小・最頻(最もありそう)・最大 を指定して不確実さを表すときに便利な分布です。見積り(PERTっぽい入力)でもよく使われます。
- a:最小(楽観)。
- c:最頻(最もありそう)。
- b:最大(悲観)。
- c が真ん中からズレると、左右どちらかに寄ります。
PDF:a≤x<c で 2(x-a)/((b-a)(c-a))、c≤x≤b で 2(b-x)/((b-a)(b-c))。平均:(a+b+c)/3、分散:(a²+b²+c²-ab-ac-bc)/18。
個人情報を入力する必要はありません。
プリセット
見積りで使いやすい形をワンタップで設定できます(あとから微調整できます)。
ジェネレーター
最小/最頻/最大、サンプル数、ビン数、乱数モードを設定して生成します。
サンプル統計
サンプル(先頭20件)
このツールの使い方
最小値・最頻値・最大値の3点が分かっていて、手早く範囲付きの近似モデルを作りたいときに使います。
使い方(3ステップ)
a、c、bをa ≤ c ≤ bになるように入力します。- 生成後にヒストグラム、理論PDF、平均・分散を見比べます。
- 1回に1つだけ値を動かし、中心が変わったのか、歪みが変わったのか、範囲が変わったのかを切り分けます。
結果の読み方
ヒストグラムはサンプル形状、理論欄は入力から決まる平均と分散を示します。c が a や b に寄るほど、左右対称ではなく片寄った形になります。
境界条件で確認したい点
c=aまたはc=bに近いと、三角形は片側へ強く傾きます。- 比較前に単位をそろえてください。
- ベータ分布や PERT と比べるときは、上下限と最頻値の意味を先に合わせてください。
よくある質問
a・c・b は何を表しますか?
a は最小値、c は最も起こりやすい値、b は最大値です。
なぜ左右非対称になるのですか?
c が中央からずれると、その側に確率の山が寄るためです。
ベータ分布や PERT とどう違いますか?
三角分布は上下限のあいだを直線で結びますが、ベータ分布や PERT はよりなめらかな形になります。
他のツールと結果がずれるのはなぜですか?
単位、丸め、標本数、既定値の違いで平均や分散の見え方が変わるためです。
最初に何をすればよいですか?
まず基準ケースを1つ作り、その後は最頻値か片側の境界だけを動かしてください。
関連ツール
- 分布(子ハブ)分布サンプルや検査系ツールの入口。
- 分布サンプラー複数分布(正規/ガンマ/ベータ/ワイブル/三角など)をまとめて扱えます。
- ベータ分布0〜1の比率・確率を Beta(α,β) から生成。
- ワイブル分布寿命・故障時間などを Weibull(k,λ) から生成。
- 確率シミュレーター理論とシミュレーションの差をseed固定で比較。
- 乱数列の簡易検定乱数の偏りをざっくり確認。
- ランダムCSVジェネレーターCSVのテストデータを生成。
- ランダムJSONジェネレーターJSONのテストデータを生成。
- 確率・シミュレーションのガイド関連テーマをまとめて確認。