素因数分解(手順表示)と因数分解ツリー

整数 n(|n| ≥ 2)を入力すると、試し割りの手順ログ、τ(n)・σ(n)・φ(n)、および最小素因数による因数分解ツリーを同時に表示します。任意で整数 m を入力すると、指数表から gcd と lcm も導出します。

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入力

整数は桁落ちしないよう BigInt で厳密に処理し、m を指定すると素因数分解の指数表から gcd と lcm を求めます。

先頭に符号(-)を付けられます。|n| は 2 以上である必要があります。

入力すると n と m の指数表を作成し、最小指数から gcd、最大指数から lcm を表示します。

使い方3ステップ

  1. 整数 n を入力します(例: 360)。
  2. 必要であれば整数 m も入力します(例: 840)。
  3. [計算] を押して素因数分解・算術関数・因数分解ツリーを確認します。

結果概要

因数分解ツリー

教育用途向けの試し割り実装です。n を素数の積に分解し、その指数から τ(n)(約数の個数)・σ(n)(約数の和)・φ(n)(互いに素な数の個数)と、m を指定したときの gcd・lcm をまとめて計算します。桁数がおよそ 10¹³ までなら即時に処理できます。

FAQ

どのような整数を分解できますか?

|n|≥2 の整数であれば入力できます。桁数が大きい場合は試し割りに時間がかかることがあります。

因数分解ツリーはどのように描画されますか?

各合成数を最小素因数と商に分割し、葉が素数になるまで繰り返します。計算後に自動で更新されます。

τ(n)・σ(n)・φ(n) は何を表しますか?

τ(n) は n の正の約数の個数、σ(n) は n の正の約数の和、φ(n) は 1 以上 n 以下で n と互いに素な整数の個数です。この電卓では、素因数分解の指数からそれぞれを一括で計算しています。

なぜ素因数分解から gcd と lcm が求められるのですか?

n と m を素数のべきの積に書き直すと、各素数ごとに指数の最小値をまとめたものが gcd、最大値をまとめたものが lcm になります。電卓の「指数表」はこの考え方をそのまま表にしたものです。

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