使い方(3ステップ)
- 平均と標準偏差を入力し、求めたいモードを選びます(初期値は平均100点・σ15点のテスト例)。
- 確率を出したい x、区間の a と b、パーセンタイル p、または Z スコア z を入力し、片側/両側を選びます。
- 「計算する」を押すと、数値結果・手順・グラフが同時に更新されます。結果はコピーや共有URLで保存できます。
結果
値: —
手順
確率は 0〜1 と % の両方で表示します。教育用の目安としてご利用ください(最終判断は指導者や専門家で確認をお願いします)。
正規分布グラフ
平均と標準偏差から -4σ 〜 +4σ を描画し、選んだテールや区間を青で塗り分けます。結果と同時に更新されるので確率のイメージを掴みやすくなります。
FAQ
正規分布とは何ですか?
正規分布は、平均 μ のまわりにデータがなだらかな山型(釣鐘型)に集まる分布です。平均に近い値が最もよく出現し、平均から大きく離れた値はまれにしか出ません。
平均 μ と標準偏差 σ は何を意味しますか?
平均 μ はデータの「中心的な値」を、標準偏差 σ はそのまわりの「ばらつきの大きさ」を表します。σ が小さいと多くの値が μ の近くに集まり、σ が大きいと μ から遠く離れた値もよく出ます。
Zスコアとは何ですか?
Zスコアは、ある値 x が平均 μ から標準偏差 σ 何個分だけ離れているかを表す指標で、z = (x − μ) / σ で定義されます。異なるテストや単位の結果でも、Zスコアにすると「どれくらい平均から離れているか」を同じ物差しで比べられます。
左側確率・右側確率・両側確率はどう使い分けますか?
左側確率は観測値以下となる割合、右側確率はそれ以上となる割合、両側確率は平均からの距離 |x−μ| 以上となる両端の割合です。検定の仮説や片側/両側テストの設定に合わせて選択してください。
分位点(逆CDF)の近似精度はどの程度ですか?
Acklam の有理近似とニュートン補正(1回)を採用しており、代表的なパーセンタイルで誤差は 10−6 前後に収まります。入試問題や授業用プリントで十分な精度です。
計算方法