結果
union は「少なくとも1つ(AまたはB…)」の個数です。母集団 N を入れると、どれも = N − union も表示します。
少なくとも1つ(union)
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どれも満たさない
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使った式(表示)
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例題
ヒント:2/3集合で「どの交差を入れればいいか迷う」場合は、領域入力が分かりやすいです。
解説(なぜ足し引きする?)
単純に |A| + |B| と足すと、重なり(|A∩B|)を2回数えてしまうため、その分を引きます。3集合以上では、3重の交差が引かれすぎるので足し戻し…と「交差の次数」で符号が + − + −… と交互に変わります。
- 利用シーン例:アンケート(複数条件に当てはまる人数)、合格者集計、マーケティングの重複除去など。
- 独立(確率の仮定)は別概念です。包除原理は「重なりを正しく数える」公式です。
よくある質問
包除原理とは何ですか?
重なり(交差)を正しく数えるための公式です。1集合を足し、2集合の交差を引き、3集合の交差を足し…と符号が交互に変わります。
「AまたはB」の人数はどう計算しますか?
2集合なら |A∪B| = |A| + |B| − |A∩B| です。必要な値が揃えば、このツールが自動で計算します。
交差が分からないと計算できませんか?
交差(同時に満たす数)が無いと、重複を調整できないため計算できません。2/3集合では「領域入力」を使うと、必要な値が分かりやすくなります。
矛盾の警告が出るのはなぜ?
例えば |A∩B| が |A| より大きい等、実在する集合ではあり得ない入力になっている可能性があります。誤答を避けるため警告します。
独立なら交差はどうなりますか?
独立は確率の仮定で、包除原理(数え上げの公式)とは別です。独立を仮定して交差を求めるかどうかは、問題設定に依存します。
「どれも満たさない」は計算できますか?
母集団Nが分かれば、どれも = N − union として計算できます。確率も合わせて表示します。