例題(プリセット)
例題を選ぶと入力が埋まり、結果がすぐ出ます。
- 濃度と反応(リピート列も可)を貼り付けるか、CSVを取り込みます。
- 方向(阻害/活性化)とモデル(自動/4PL/5PL)を選びます。
- IC50/EC50(50%点)とフィット曲線、指標が表示されます。
これは解析ツールです。4PL/5PLの定義はソフトによって表記が異なることがあります。式と“50%点”の定義を確認して使ってください。5PLでは、屈曲点パラメータと50%点が一致しない場合があります。
入力(貼り付け / CSV)
形式:1列目=濃度、2列目以降=反応(rep1, rep2, …)。TSV/CSV両対応。
設定(必要最小限)
結果
グラフ
表(平均±SD / 予測 / 残差)
| 濃度 | 平均 | SD | 予測値 | 残差 | 除外 |
|---|
パラメータ
| パラメータ | 推定値 | 95%CI(表示ON時) |
|---|
CI(95%)は近似(線形化近似)です。点数が少ない/外れ値がある場合は過信しないでください。5PLは“50%点”と“屈曲点パラメータ”が一致しない場合があるため、結果カードの説明と合わせて解釈してください。
4PL/5PL と 50%点の扱い
このツールは、濃度反応曲線を 4PL(対称)または 5PL(非対称)でフィットし、top/bottom の中間(50%点)を IC50/EC50 として計算します。
フィットは Levenberg–Marquardt 法(非線形最小二乗)で行います。重み付けをONにすると、各点を 1/SD2 で重み付けします。
式(参考)
ここでは濃度 x(正の値)を使います。
- 4PL:
y = bottom + (top-bottom) / (1 + (x/EC50)^hill) - 5PL:
y = bottom + (top-bottom) / (1 + (x/EC50_param)^hill)^asym
5PLでは EC50_param が“50%点”ではない場合があるため、このツールでは 50%点を別計算して表示します。
0濃度(コントロール)は正規化に使えますが、log軸では扱えないためフィットから除外するのが安全です。
この計算ツールを正しく使うコツ
このページでは、濃度反応データから 50% 点を推定し、4PL と 5PL の当てはまりを比較できます。共有やエクスポートの前に、モデル選択と外れ値の扱いを確認する用途に向いています。
1. 表の形を先に整える
1列目に濃度、2列目以降に反応のリピート値を入れます。濃度単位は全行でそろえ、0 濃度のコントロールを正規化だけに使うのか、表にも残すのかを先に決めておくと解釈しやすくなります。
2. まずは 4PL か auto から始める
左右非対称が明らかでない限り、最初は auto または 4PL で十分です。5PL は便利ですが、AIC が少し良いだけで即採用するのではなく、曲線の形と残差も合わせて確認してください。
3. 点の除外は実験上の理由がある場合だけ
ウェル不良やピペットミスのような根拠があるときだけ除外し、除外後に方向、50%点、残差パターンが自然かを見直します。
4. 50%点と pIC50 をセットで見る
このツールは 50% 点を明示的に計算します。5PL では屈曲点パラメータと一致しないことがあります。モル濃度へ換算できるなら、pIC50 / pEC50 も併せて見ると比較しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
IC50とEC50の違いは何ですか?
4PLと5PLの違いは?
5PLのEC50(パラメータ)と50%点は同じですか?
濃度が0(コントロール)を入れてもいいですか?
リピートがある場合はどう扱われますか?
pIC50はどう計算されますか?
関連ツール
- “結合の強さ”も見たい → Kd(解離定数)
- 標準曲線で濃度を出す → ELISA 標準曲線 / タンパク質定量(検量線)
- 近い解析 → Michaelis–Menten フィッター(Km・Vmax)