このツールでできること
電子回路の基礎演習でよく扱う 4 種類の計算を 1 画面に集約しました。各モードで求めた値はすべて「計算の過程」に記録され、式変形を追いやすくしています。
- RC・RL の時定数 τ とカットオフ周波数 f_c を即座に計算。
- RC / RL の 2 素子フィルタから |H|、dB、位相 φ を算出。
- 直列 RLC の ω₀、f₀、Q、ζ、帯域幅 BW を一括取得。
- 抵抗・コンデンサ・インダクタ 2 個の直列 / 並列等価値を確認。
手順が常時表示
式から代入値、結果までを段階的に記録。授業やレポートで根拠を示せます。
共有とエクスポート
入力値は URL に保存可能。ワンクリックでコピーし、CSV でも保存できます。
キーボード操作
Enter で実行、Ctrl+S で CSV、Ctrl+L で共有 URL をコピー。
使い方(3ステップ)
- モードを選びます(まずは「時定数」で RC / RL を確認するのがおすすめ)。
- Ω / F / H / Hz の単位で値を入力します。1e-6 のような指数表記も使えます。
- 実行して結果と過程を確認し、値を調整するか URL / CSV をコピーします。
モードを切り替えると典型的なラボ条件のサンプルが自動で入り、すぐに計算を実行します。
入力
結果
計算の過程
FAQ
- RC と RL の時定数とカットオフはどう求めますか?
- 時定数モードで RC は R と C、RL は R と L を入力して実行します。τ = RC または τ = L/R と fc = 1/(2π τ)、fc = R/(2π L) を適用し、計算の過程に代入が記録されます。
- 2素子フィルタの計算では何が分かりますか?
- RC 低域で R = 1 kΩ、C = 100 nF、f = 1 kHz と入力すると |H| = 0.846733、dB = −1.445070、φ = −32.141908° が得られます。インピーダンスの代入手順も「計算の過程」に残ります。
- 直列 RLC 共振のパラメータは?
- R = 20 Ω、L = 10 mH、C = 1 µF を入力すると ω₀ = 10 000 rad/s、f₀ = 1591.549431 Hz、Q = 5、ζ = 0.1、BW = 318.309886 Hz を表示します。
- CSV や共有 URL はどう使いますか?
- CSV 出力は現在のモード、入力値、計算結果を 1 行で保存します。URL コピーはモード・R・C・L・f・選択肢をクエリに保存するので、同じ状態を再現・共有できます。
同意後に広告を読み込みます。レイアウトを安定させるため空きスペースを確保しています。
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