使い方(3ステップ)
- 樹形図(連続試行)か表(2×2)(A/¬A × B/¬B)を選びます。
- 樹形図は枝の確率、表は度数または確率を入力します。
- 事象を AND / OR / NOT で組み立て、ハイライトとステップで確認します。
ヒント:「少なくとも1回」は余事象(1−P)の方が楽になることがあります。
例題
入力
セルは a = A∩B、b = A∩¬B、c = ¬A∩B、d = ¬A∩¬B です。
| B | ¬B | |
|---|---|---|
| A | ||
| ¬A |
表示 / 設定
教師モード:要点
- かつ(A∩B):1本の道 → 枝の確率を掛け算。
- または(A∪B):複数の道/セル → 該当する確率を足し算(重なりに注意)。
- 余事象(Ac):P(Ac) = 1 − P(A)。「少なくとも」で特に有効。
求めたい事象(AND / OR / NOT)
ここで選んだ内容が「求めたい事象」です。該当する道/セルがハイライトされ、確率を合計します。
式: —
結果
—
図(ハイライト)
樹形図
葉一覧(読み上げ用)
表(2×2)
ステップ(How it’s calculated)
よくある質問
「かつ」と「または」の違いは?
「かつ(AND)」は両方起こる(共通部分)で、樹形図では1本の道の枝確率を掛け算します。「または(OR)」はどちらか起こる(和集合)で、該当する道やセルを足し算します。
「少なくとも1回」はどう数える?
余事象が便利です。P(少なくとも1回) = 1 − P(1回も起こらない) の形にすると、数える道が少なくなることがあります。
表(2×2)で OR の公式が出てくるのはなぜ?
P(A)+P(B) では A∩B のセルが2回入るため、1回引きます。表で重なり(A∩B)が見えるので、二重計上の意味を確認できます。
樹形図の枝の確率の合計が1になりません
各段は「起こりうる結果の全部」を表すので、合計は必ず1です。どの段の合計がずれているか、現在の合計値を確認して調整してください。