使い方(3ステップ)
- 例題を選ぶか、反応体積・反応数(または96/384ウェル)を入力します。
- 余裕分(10%など)と、成分(2×mix・プライマーなど)を設定します。
- 1反応あたりの量、余裕分込みの総量、分注手順が表示されます。
ここで行うのは“量の計算”です。実験条件の最適化(温度、サイクル、試薬選定など)は別途必要です。
入力
結果
成分表
| 成分 | 1反応あたり(µL) | 総量(µL) | 備考 |
|---|
※ 表は横スクロールできます。
“別添加” はテンプレートなど、通常マスターミックスに入れない成分の目安です。
手順文(プロトコル)
—
共有URL / エクスポート
共有URLには入力(成分を含む)が保存されます。URLが長くなる場合があります。
計算の流れ(How it’s calculated)
- 濃度から体積:C1V1=C2V2 により、V1 = (C_final / C_stock) × Vtotal を計算します。
- ×濃度(2×/5×):V = (final_x / stock_x) × Vtotal で計算します(通常 final=1×)。
- 余裕分:%は切り上げ(ceil)で、prepared = ceil(wells × (1 + pct/100)) です。
- 水(残量):水は Vtotal − ΣV(component) として自動計算します。マイナスの場合はエラーです。
- 総量:マスターミックスに入れる成分は prepared 基準、別添加の成分は wells 基準で計算します(切替可)。
ここで行うのは“量の計算”です。成功を保証するものではありません。
よくある質問(FAQ)
マスターミックスとは何ですか?
複数反応で共通の成分(バッファ、酵素など)をまとめて混ぜて作り、各ウェルに同量ずつ分注する混合液です。ピペット回数を減らし、ミスやばらつきを減らせます。
余裕分(オーバー)はどれくらい入れればいいですか?
目安として5〜10%や「+1反応分」がよく使われます。分注方法や反応数に合わせて調整してください。
2×(または5×)マスターミックスはどう入力しますか?
×濃度として入力します。例えば2×を最終1×にしたい場合、反応体積の半分量が目安になります(計算で自動化します)。
テンプレート(DNA/cDNA)はマスターミックスに入れるべきですか?
一般には汚染リスクやサンプル差を避けるため、テンプレートは別添加にすることが多いです。このツールでも既定では“別添加”で計算します(切替可能)。
水の量がマイナスになりました。
成分の合計体積が反応体積を超えています。反応体積を増やすか、成分(特にテンプレ体積や高濃度成分)を見直してください。
0.1 µLなど極端に小さい体積が出ました。
分注誤差が大きくなるため注意が必要です。中間希釈(プライマーを薄める等)や反応体積の調整を検討してください。
qPCRでも使えますか?
使えます。2×qPCR mixやプライマー濃度を入力すれば同じ計算で総量を出せます。
関連ツール
- 温度設定の目安 → プライマー Tm 計算機
- qPCRの解析 → qPCR 標準曲線 → ΔCt / ΔΔCt
- テンプレ濃度の確認 → A260 濃度・純度
- 単位換算 → DNA/RNA 変換
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