積分速度式・半減期・データフィット・Arrhenius

反応速度・半減期電卓

0 次・1 次・2 次反応について、積分速度式から [A](t) や半減期を求めたり、測定データから次数と速度定数 k を当てはめたり、Arrhenius プロットから Ea と A を求めたりできる学習用ツールです。

計算はすべてこのブラウザ内で行われ、入力した値がサーバーに送信されることはありません。

使い方(3 ステップ)

  1. モードを選びます(「積分速度式」「データフィット」「Arrhenius」)。
  2. 理論モードでは [A]0・k・t を入力し、データフィットや Arrhenius モードでは (t, [A]) や (T, k) のペアを 1 行ずつ貼り付けます。
  3. [A](t)・残存割合・半減期、0/1/2 次の R² と推定 k、Arrhenius からの Ea と A を確認し、必要なら URL をコピーして条件を共有します。

初期状態で 1 次反応の例と小さなデータセットが入っているので、そのままでもグラフや結果のイメージをつかめます。

入力

モードを選び、サンプル値を調整するか、自分のデータを貼り付けてください。1 つの計算内では k と t(または T と k)の単位を揃えておきます。

0 次では mol·L⁻¹·time⁻¹、1 次では time⁻¹、2 次では L·mol⁻¹·time⁻¹ のように、k と t の単位が整合するようにしてください。

結果

モード: 積分速度式

ここには、入力した条件にもとづいて計算された主な値([A](t)、残存割合、半減期やフィットした定数、Arrhenius パラメータ)がまとめて表示されます。

計算の流れ

  1. 計算後に手順がここに表示されます。

よくある質問

どの次数まで扱えますか?

このツールは 0 次・1 次・2 次反応を対象にしています。rate = k[A]^n(n = 0, 1, 2)の形で表せる単純な反応を想定しており、より複雑な機構や混成次数反応については、おおまかな傾向をみるための参考程度として利用してください。

データフィットや Arrhenius モードではどのようにデータを入れればよいですか?

データフィットでは各行に t, A のように時間と濃度のペアを入力します([A] はすべて正の値)。Arrhenius モードでは T, k のペアを 1 行ずつ入力し、T は K、k は任意の一貫した単位にします。ツール側で ln k vs 1/T の直線フィットを行い、傾きと切片から Ea と A を求めます。

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