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実務 感染

感染多重度(MOI)計算:細胞数・タイター・添加量から算出

細胞数・タイター(TU/PFU/IFUなど)・添加量から、MOI(感染多重度)を計算します。目標MOIから添加量や必要タイターの逆算、Poissonモデルによる感染率の目安、複数ウェル分の合計量(余裕分込み)にも対応します。

計算はすべてブラウザ内で行われ、データは送信されません。

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例題(プリセット)

例題を選ぶと入力が埋まり、結果がすぐ出ます。

説明
使い方(3ステップ)
  1. モード(計算 / 逆算 / 複数ウェル)を選びます。
  2. 細胞数・タイター・添加量(または目標MOI)を入力します(単位に注意)。
  3. MOI(または必要量)と、感染率の目安(Poisson)が表示されます。

MOIは“目安”で、タイターの測定法や細胞の状態によって実効は変わります。プロトコルの定義に合わせて解釈してください。

入力(細胞数・タイター・添加量)

モード(何を求めるか)
細胞数(cells)
タイター(感染単位が推奨)

例: TU/mL, PFU/mL, IFU/mL。vg/mL は感染単位ではないため参考扱いにするのが無難です。

添加量(体積)
分注しやすさ(任意)

結果

入力の確認(単位ミス防止)
細胞数
タイター
添加量
目標MOI
ウェル数
余裕分
最小分注量

MOIは“目安”で、タイターの測定法や細胞の状態によって実効は変わります。

計算の考え方(式)

MOIは「1細胞あたりに与えた感染単位の平均」を表します。

基本式
感染単位(units) = タイター(units/mL) × 添加量(mL)
MOI = 感染単位(units) / 細胞数(cells)
単位変換
  • µL → mL: µL ÷ 1000
  • nL → mL: nL ÷ 1,000,000
  • /µL → /mL: ×1000
ここでは量の計算を行います。バイオセーフティや実験手順の指示は行いません。

よくある質問(FAQ)

MOI(感染多重度)とは何ですか?
平均的に「1細胞あたり、どれだけの感染単位を与えたか」を表す指標です。MOI=1は“平均1”であり、全ての細胞が1回感染するという意味ではありません。
TU/PFU/IFUなど、どのタイターを使えばいいですか?
基本は“感染単位”として定義されたタイター(TU/PFU/IFUなど)を使います。測定法によって同じサンプルでも値が変わることがあるため、同じ定義で比較するのが安全です。
vg/mL(ゲノムコピー)でもMOIを計算できますか?
計算自体はできますが、vgは感染単位ではないため、MOIというより“参考指標(vg/cell)”として扱うのが無難です。ここでは数値計算を行います。
MOIと感染率の関係は?
目安としてPoissonモデルを使うと、感染率は 1-exp(-MOI) で近似できます(ツール内に表示します)。
0.1 µLなど体積が小さすぎます。
分注誤差が大きくなるため注意が必要です。中間希釈(いったん薄めてから分注)や、反応規模の調整を検討してください。
“MOI 0.3” はどのくらいの感染率ですか?
Poissonモデルの目安では、感染率は約 1-exp(-0.3) ≈ 26% です。条件によって変わるので、目安として使ってください。
この計算どおりにすれば必ず狙い通りになりますか?
いいえ。ここでは量を計算します。実効は細胞の状態、培地条件、測定誤差などで変わります。