遺伝学・カイ二乗

Hardy–Weinberg 平衡・カイ二乗検定 計算機

遺伝子型数や対立遺伝子頻度からHardy–Weinberg平衡の期待値を求め、カイ二乗統計量を計算します。

計算はすべてブラウザ内で行われ、データは送信されません。

使い方(3ステップ)

  1. 入力モードを選びます(遺伝子型数 AA/Aa/aa または対立遺伝子頻度 p, q)。
  2. サンプルの数値を入力します(初期値は教材例)。必要ならサンプルサイズ N も指定します。
  3. 「計算する」を押すと p, q、期待頻度、カイ二乗検定(遺伝子型モード)、計算手順が表示されます。対立遺伝子モードでは期待頻度のみ表示します。URLをコピーすれば同じ設定を共有できます。

解釈: χ² が有意でない場合は、その α で検出可能なずれが見つからなかったことを意味し、完全な平衡を証明するものではありません。

入力

観測した遺伝子型数から p, q と χ² を計算します。

p(と任意の N)を仮定し、HWE の期待頻度だけを表示します。

遺伝子型数

個体
個体
個体

結果

カイ二乗検定

df = 1(p をデータから推定しているため)です。

可視化

観測値と期待値の比較(個体数)

この p での Hardy–Weinberg 期待頻度

計算の流れ

使用する式: p = (2・AA + Aa)/(2N), q = 1 − p, 期待数 = N·p², N·2pq, N·q², χ² = Σ (O−E)²/E(df = 1)。

    解釈に迷ったらコメントで質問できます。

    FAQ

    Hardy–Weinberg 平衡とは何ですか?

    大きな集団でランダム交配・選択なし・突然変異なし・移入なしを仮定した理想状態で、対立遺伝子頻度と遺伝子型頻度が一定に保たれます。この電卓はその前提で期待頻度を計算します。

    カイ二乗検定で有意でないと平衡が成り立つといえますか?

    有意でない場合は、その α で統計的に検出可能なずれが見つからなかったことを示すだけで、完全な平衡を保証するものではありません。

    期待数が小さいときは?

    期待数が非常に小さいとカイ二乗近似は弱くなります。Fisher の正確検定など別の手法の使用を検討してください。

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    コメント

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