使い方(3ステップ)
- 例題を選ぶか、モード(rpm→×g / ×g→rpm)を選びます。
- 半径(ローター中心からサンプルまでの距離)と、単位(mm/cm/in)を確認します。
- rpm または ×g を入力すると、換算結果が表示されます。
×g(RCF)は半径の定義(最大半径/平均半径など)によって値が変わります。できればローターのマニュアルに記載された半径を使ってください。
入力(半径・rpm/×g)
結果(換算)
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使った式(係数 1.118×10^-5)
RCF(×g) = 1.118×10^-5 × r(cm) × rpm^2 rpm = sqrt( RCF / (1.118×10^-5 × r(cm)) ) r(cm) = r(mm) / 10 r(cm) = r(inch) × 2.54
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計算の流れ(How it’s calculated)
このツールでは、半径を cm に換算してから一般的な式で換算します。
- RCF(×g) = 1.118×10^-5 × r(cm) × rpm²
- rpm = √( RCF / (1.118×10^-5 × r(cm)) )
×g(RCF)は半径の定義(rmax/ravg等)で変わります。値が合わない場合は、単位(mm/cm/in)と半径の取り方を確認してください。
この換算を迷わず使うコツ
まずは元の条件をそのまま 1 回入力し、半径・rpm・RCF のどれを固定したいのかを決めてから片側だけを換算すると判断しやすくなります。
おすすめの進め方
同じローター内で条件を見直すなら rpm の比較でも足りますが、別ローターや別機種に移すときは一度 ×g にそろえてから再計算すると条件差を追いやすくなります。
先に確認したい点
- 半径の単位が mm / cm / inch のどれか。
- 使う半径が rmax か ravg か、マニュアル値か。
- 元の手順書が rpm 指定か ×g 指定か。
関連ツール
よくある質問(FAQ)
×g(RCF)とは何ですか?
遠心力を重力加速度gで割った“相対値”です。遠心機やローターが変わっても条件を比べやすいので、プロトコルでは×gで書かれることがあります。
半径はどの値を入れればいいですか?
ローター中心からサンプル位置までの距離(cm)が必要です。ローターのマニュアルに「radius」や「rmax / ravg」などで載っていることが多いので、できればそれを使ってください。
rmax と ravg のどちらを使うべきですか?
プロトコルの定義に合わせるのが基本です。分からない場合は、同じローターで再現するならrpmで運用し、ローターが違う場合はマニュアルの値(ravgなど)を使うのが無難です(ここでは換算を行います)。
rpmで指定されている条件を、別の遠心機で再現したいです。
半径が違うと同じrpmでも×gが変わります。まず元の条件を×gに直し、次に自分のローター半径でrpmに戻すと再現しやすいです。
計算結果が他のサイトと少し違います。
係数やgの定義、半径の取り方(cm/mm、rmax/ravg)で差が出ることがあります。このツールでは一般的な式(半径cm)を使います。
0 rpm や 0 ×g は入力できますか?
はい。0を入れると結果も0になります(半径は0以外が必要です)。
体感的に「強すぎる/弱すぎる」気がします。
半径の入力ミス(mmとcm)や、ローターの半径定義の違いがよくある原因です。単位と半径を確認してください。
遠心条件を読み替えるときの考え方
このページで見ていること
このページは、半径を cm にそろえたうえで rpm と RCF の対応だけを計算します。時間、温度、ブレーキ設定などは別条件なので、必要なら手順書で別途確認してください。
入力の意味
半径はローター中心から試料位置までの距離です。同じ 10,000 rpm でも半径が変わると ×g は変わるため、機種変更時は半径の扱いが最重要です。
結果の読み方
元プロトコルが rpm 指定なら、まずその条件を ×g に直してから新しい半径で rpm に戻すと比較しやすくなります。結果が想定より大きくずれるときは、単位と半径定義を先に疑うのが安全です。
関連ツール
- 細胞数をそろえる → ヘモサイトメータ / 細胞播種(Seeding)
- 感染計画(任意) → MOI(感染多重度)
- 微生物の希釈計算 → CFU/mL