使い方(3ステップ)
- 例題を選ぶか、ベクター長(bp)とインサート長(bp)を入力します。
- 狙うモル比(例 1:3)と、ベクター量(ng)を入力します。
- インサート必要量(ng・µL)が表示されます(濃度が分かる場合)。
ここで行うのは“量の計算”です。末端の種類や反応条件によって最適比率は変わるため、最終判断は試薬/プロトコルに従ってください。
入力(ベクター/インサート)
結果(必要量と体積)
インサート必要量
— ng
インサート必要体積(濃度がある場合)
— µL
ベクター必要体積(濃度がある場合)
— µL
モル量(目安)
—
実際の比(インサート/ベクター)
—
共有URLは入力を復元できます(英語固定キー)。
よく使う比率の比較(任意)
| 比率(ベクター:インサート) | インサート量(ng) | インサート体積(µL) |
|---|
※ ここで行うのは“量の計算”です。反応成功を保証するものではありません。
計算の流れ(How it’s calculated)
- ベクターとインサートの分子数(モル)は、おおよそ moles ∝ mass / (bp × 660) として扱います(dsDNAの近似)。
- 狙う比率(ベクター:インサート)=1:3 のとき、インサートはベクターの3倍の分子数になるようにします。
- 必要なインサート量(ng)は、insert_mass = vector_mass × (insert_bp / vector_bp) × (ratio_insert / ratio_vector) で計算します。
- 濃度(ng/µL)が分かる場合は、volume = mass / conc で体積(µL)も計算します。
pmol表示は目安です。定量法やDNAの状態により厳密値は変わるため、最終判断は手順に従ってください。
よくある質問(FAQ)
なぜ「モル比」で考えるのですか?
DNA断片の長さが違うと、同じngでも分子数が違うためです。分子数(モル)でそろえると、条件を比べやすくなります。
よく使うモル比はどれですか?
目安としてベクター:インサート=1:3や1:5がよく使われます。末端の種類や条件で変わるので、複数比率で試す前提が安全です。
ベクターのサイズ(bp)はどれを入れますか?
ライゲーションに使う“実際のベクター(線状化した断片)”の長さを入れます。多くの場合はプラスミド全長(bp)を使います。
インサートの濃度が分かりません。
濃度が分からなくても必要量(ng)は計算できます。濃度(ng/µL)が分かる場合だけ、必要体積(µL)も表示します。
0.1 µLなど体積が小さすぎます。
分注誤差が大きくなるため注意が必要です。中間希釈(いったん薄めてから分注)や、ベクター量/反応体積の見直しを検討してください。
この結果どおりに入れれば必ず成功しますか?
いいえ。ここでは量を計算します。成功率は末端の種類、反応条件、DNA品質などで変わります。