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DNA組み立て(Gibson / Golden Gate)混合量計算

Gibson / Golden Gate のDNA組み立てで、BackboneとInsertのモル比から必要量(ng・µL)を自動計算します。濃度が分かる場合は体積まで算出し、反応総量に合わせて水(残量)もまとめて確認できます。

計算はすべてブラウザ内で行われ、データは送信されません。

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使い方(3ステップ)

  1. 例題を選ぶか、断片(Backbone/Insert)の長さ(bp)と濃度(ng/µL)を入力します。
  2. モル比(例:Insertを2×)と、Backboneの量(pmolまたはng)を選びます。
  3. 必要量(ng・µL)と、反応総量に合わせたレシピ(マスターミックス/試薬量と水の残量)が表示されます。

ここで行うのは“量の計算”です。試薬やプロトコルによって推奨条件は変わるため、最終判断は各手順に従ってください。Golden Gateの試薬量プリセットは計算用の例として用意しています。

入力(断片表)

モル比は分子数の比です(長さが違うと同じngでも分子数が変わります)。
詳細(分子量係数)
dsDNAの目安として 660 g/mol/bp を使います。
名前 役割 長さ(bp) 濃度(ng/µL) 操作
TSV貼り付け(任意)

Excel/スプレッドシートからの貼り付けにも対応します(タブ区切り)。

結果(必要量とレシピ)

水(残量)
µL
DNA合計体積(µL)
µL
DNA合計量(ng)
ng
マスターミックス/試薬量
µL
断片 役割 長さ(bp) 目標(pmol) 量(ng) 体積(µL) メモ

※ ここで行うのは“量の計算”です。反応成功を保証するものではありません。

計算の流れ(How it’s calculated)

  1. dsDNAの近似として、pmol = (mass_ng × 1000) / (bp × 660) を目安にします。
  2. Backboneの量を決め(Gibsonはpmol、Golden Gateはngがおすすめ)、Backboneのpmolを基準にします。
  3. 各Insertは、insert_target_pmol = backbone_pmol × ratio として目標pmolを決め、必要量(ng)へ換算します。
  4. 濃度(ng/µL)が分かる場合は volume = mass / conc で体積(µL)も計算します。
  5. 反応総量から、(Gibsonは2×Mix、Golden Gateは試薬量)とDNA体積を引いて水(残量)を計算します。

ここでの値は目安です。試薬/プロトコルによって推奨条件は変わるため、最終判断は各手順に従ってください。

よくある質問(FAQ)

GibsonとGolden Gateの違いは何ですか?
どちらもDNA断片を組み立てる方法ですが、反応の仕組みや使う酵素(試薬)が異なります。このツールは“断片をどれだけ混ぜるか(量)”を計算します。
なぜモル比で考えるのですか?
断片の長さが違うと、同じngでも分子数が違うためです。モル比でそろえると、条件を比べやすくなります。
よく使う比率はどれですか?
目安として、InsertをBackboneの2×や3×にすることが多いです。断片数や条件で変わるので、複数比率で試す前提が安全です。
濃度(ng/µL)が分からないときは使えますか?
使えます。必要量(ng)は計算できます。濃度が分かる場合だけ、必要体積(µL)も表示します。
0.1 µLなど体積が小さすぎます。
分注誤差が大きくなるため注意が必要です。中間希釈(いったん薄めてから分注)や、Backbone量/反応総量の見直しを検討してください。
Golden Gateの試薬量プリセットはそのまま使っていいですか?
プロトコルや試薬で推奨量が変わります。プリセットは計算の“例”として用意しているので、最終判断は手順に従ってください。
この結果どおりに入れれば必ず成功しますか?
いいえ。ここでは量を計算します。成功率は末端設計、DNA品質、反応条件などで変わります。