使い方(3ステップ)
- 例題を選ぶか、OTU/ASV表を貼り付け(またはCSV取り込み)します。
- 指標(Jaccard / Bray-Curtis)と前処理(相対存在量など)を選びます。
- 距離行列、ヒートマップ、PCoAが表示されます(CSV/PNG出力も可)。
β多様性は探索・可視化に便利ですが、統計的な結論を出す場合は追加の解析(検定やモデル化)が必要になります。
入力
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指標と前処理
測定深度が違う場合は「相対存在量」が便利です。
サンプルグループ(任意:PCoAの色分け)
2列: sample, group(ヘッダ行は任意)。
結果
これは探索・学習向けの計算ツールです。統計的な結論を断定しません。
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共有/出力
共有URLは「設定」を復元します(入力データは含みません)。入力も含めて保存する場合はJSON出力をご利用ください。
距離行列
ヒートマップ
PCoA(2D)
JaccardとBray-Curtisの違い
- Jaccard は「いる/いない」(存在/非存在)だけで比較します。
- Bray-Curtis は「どれくらいいるか」(量)も使って比較します。
Bray-Curtisは、サンプルごとの総カウント差(測定深度)の影響を受けるため、必要に応じて「相対存在量」も比較してみてください。
数式(参考)
- Jaccard 距離:
d = 1 - |A∩B| / |A∪B| - Bray–Curtis 距離:
d = Σ|xᵢ - yᵢ| / Σ(xᵢ + yᵢ)
ここで A/B は「出現した特徴の集合」、xᵢ/yᵢ は「特徴 i の値(相対存在量やカウントなど)」です。軸の向きは任意なので、PCoAの左右反転などは意味が同じです。
よくある質問(FAQ)
β多様性とは何ですか?
サンプル同士がどれくらい似ているか(または違うか)を、距離(dissimilarity)として表したものです。値が小さいほど似ていて、大きいほど違います。
JaccardとBray-Curtisはどう違いますか?
Jaccardは存在/非存在だけで比較します。Bray-Curtisは量も使って比較します。
PCoAとは何ですか?
距離行列から、サンプルを2次元に配置して“全体の関係”を見やすくする方法です(主座標分析)。軸の向きは任意なので、左右が反転しても意味は同じです。
この結果だけで統計的に差があると言えますか?
言えません。β多様性は探索・可視化に便利ですが、差の検定などを行うには追加の解析が必要です。
関連ツール
- まずは“サンプル内の多様さ(α多様性)”を確認 → 多様度指数(Shannon・Simpson)計算機
- 集団サイズと変動のイメージを掴む → 遺伝的浮動シミュレーター(Wright–Fisher)
コメント
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